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コピーを学ぶ前に、文章の基本を学ぼう。

こんにちは、アイデアマン養成コーチの寺ちゃんです。

アイデアマン養成所の喫茶室で、ひらめき先輩、
新入社員のアイちゃん、デアくんの三人が雑談をしています。

ひらめき先輩
「デアくんは、もしアイデアマン養成所で働く
ことにならなかったら、何をしていましたか?」

デアくん
「僕はデザインが好きだったから、広告業界に
行ってたかもしれません」

ひらめき先輩
「ほう、広告業界ね。アイちゃんは?」

アイちゃん
「実は、私、ずっとコピーライターに憧れていた
んです」

ひらめき先輩
「コピーライターか? ちょうどよかった。
きょうからコピーライティングの話をしようと
思ってたんです」

アイちゃん
「うれしいーッ!」

デアくん
「やったーッ!」

ひらめき先輩
「そんなに喜ばれると困っちゃうな。そこで、
コピーライターは文章を書く仕事だから、まず、
文章の基本からおさらいしてみようと思うんですよ」

アイちゃん
「文章の基本ねぇ?」

デアくん
「ということは、“あいうえお”からですか?」

ひらめき先輩
「まさか。デアくん、戻、り、す、ぎ。ところで、
アイちゃんに聞くけど、文とはどんなものを言う?」

アイちゃん
「文ですか? えーと、主語と述語のあるもの」

ひらめき先輩
「主語と述語は文の基本だけど、それだけじゃない
ですよね。修飾語があったりします。文の構造の
観点から言うと、単語と文節で成り立っています」

デアくん
「なんか、難しそう」

ひらめき先輩
「例えば・・・・・・(ミニのホワイトボードを取り出す)」

デアくん
「へぇ、そんな小さなホワイトボードがあるんですか?」

ひらめき先輩
「こういうときのために買ったの」

(先輩、ミニ版のホワイトボードに書く)
私はアイデアマン養成所で働いています。

ひらめき先輩
「こういう文があるとします。日本語は主語が省略される
ことがあるので、“アイデアマン養成所で働いています”
とも言いますよね。これも文ですよね。さらに省略されて、
“働いています”でも文なんです」

アイちゃん
「なるほど」

ひらめき先輩
「簡単に言うと、句点から句点までのものが文とも
言えます。文とは何かについては、文法学者のだけ
定義があると言われるほど複雑なので、あまり深く
追及するのはやめときますね」

デアくん
「やめましょ、やめましょ」

ひらめき先輩
「じゃ、文章とはどういうものを意味する?」

デアくん
「文が集まったもの」

ひらめき先輩
「ピンポーンですね。二つ以上の脈絡のある文が
連続したものを文章と言います」

アイちゃん
「学校で習ったはずだけど、ぜんぜん覚えてないわね」

デアくん
「しゃべれるだけに、気がつかない」

アイちゃん
「この機会にちゃんと知りたいので、ぜひ教えて
くださいね。ひらめき先輩!」

デアくん
「うん、知りたい。知りたい」

ひらめき先輩
「はい、きょうの雑談はここまで。
読者の皆さんも、最後までお読みいただき感謝します」

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