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こんなに簡単!魅力的で説得力のある文章術(3)

こんにちは、アイデアマン養成コーチの寺ちゃんです。

アイデアマン養成所の喫茶室で、ひらめき先輩、
新入社員のアイちゃん、デアくんの三人が雑談をしています。

ひらめき先輩
「今回は擬人法ですが、どう、みんな、役立ってる?」

アイちゃん
「もっと難しいかと思ったけど、面白いですね」

デアくん
「ひらめき先輩の解説が分かりやすいから・・」

ひらめき先輩
「このぉ! お世辞言っても何も出ないよ。出るのは、
ダジャレぐらい」

アイちゃん
「そう言えば、最近、聞きませんね。先輩のダジャレ」

デアくん
「身体の具合でも悪いんですか?」

ひらめき先輩
「おいおい。僕は芸人じゃありませんよ。でも、確かに、
そう言われてみると、レトリックの解説に夢中になってて
忘れてたな。ま、それはともかく始めましょうか?
はい、きょうは擬人法です。擬人法は、ご存じのように
人でないものを人に例えて表現する手法のことですね。
人でないものを人格化し、感情があるように伝えられる
ので生き生きと表現することができます」

アイちゃん
「そうか、モノを感情があるように伝えられるから、
生き生きと表現できるのね」

デアくん
「表現は知っていても、理屈は知らないから、
なぜそうなのか説明されると納得がいきますね」

ひらめき先輩
「いつものように、一般的な文を擬人法を使って
表現してみましょう。例えば、『雨が降っている』。
これを擬人法で表現してみると、『空が泣いている』と
書き換えられますね」

アイちゃん
「『空が泣いている』と来たか・・」

デアくん
「これは印象的ですよね」

ひらめき先輩
「泣くはずもない空が泣くというのですから、
表現にインパクトを感じますね」

アイちゃん
「意外性が強さを生んでいる」

デアくん
「ミスマッチの強さ?」

ひらめき先輩
「そうかもしれないですね。では、『山が噴火している』
という文を擬人法で書き直してみてください。」

デアくん
「できた! 『山が煮えたぎっている』」

ひらめき先輩
「それって、擬人法?」

アイちゃん
「『山が怒っている』っていうのはどうかしら?」

ひらめき先輩
「いいですね。それでいいと思います。すごく、
山の様子が伝わってきますね。こういうのもあります。
『頬の横を風がすぅーっと吹き抜けた』と書くところを、
『風が私の頬を優しく撫でた』と書くこともできます」

アイちゃん
「うーん、感じが出てるぅ!」

デアくん
「具体的なイメージが浮かんでくる」

ひらめき先輩
「ここで紹介している例文は、あくまでも参考例です。
文章は、人それぞれの感性で表現が変わってくるところが
良さです。自分ならではの表現を探ってみてください。
はい。きょうはここまで。楽しんでいただけたでしょうか。
次回は擬物法(ぎぶつほう)です。お楽しみに!」


参考文献:日本語のレトリック―文章表現の技法 (岩波ジュニア新書)

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