どこまで覚えていますか、意外と複雑な修飾語。
こんにちは、アイデアマン養成コーチの寺ちゃんです。
アイデアマン養成所の喫茶室で、ひらめき先輩、
新入社員のアイちゃん、デアくんの三人が雑談を
しています。
ひらめき先輩
「きょうは修飾語、接続語などについて学んでみましょう」
アイちゃん
「修飾語って、“美しい”とか“可愛い”とかいう
言葉ですか?」
デアくん
「アイちゃん、自分のことを言ってるつもり?」
ひらめき先輩
「そういう形容詞もそのひとつだけど、副詞や助詞なんかも
含まれます。例を挙げて説明した方が分かりやすいので、
とりあえず例を書きますね」
(先輩、ミニ版のホワイトボードに書く)
1 美しいアイちゃんが座っている。
2 デアくんは少しだけ腹を立てている。
3 アイちゃんのつくった料理に、デアくんは大満足だ。
デアくん
「あれ? それが例文? 変なの・・・」
アイちゃん
「すっごく分かりやすい例文ですね、ひらめき先輩!」
ひらめき先輩
「ま、内容はともかく、修飾語、修飾句とも言いますが、
3種類書いてみました。どれが修飾語か分かりますか?」
アイちゃん
「まず、美しいアイちゃんの“美しい”がそうですね」
デアくん
「また、言うか!?」
ひらめき先輩
「デアくん、2番目の例文では、どれでしょう?」
デアくん
「えーと、えーと・・・・・・“少しだけ”かな?」
ひらめき先輩
「そうです。3番目は、“アイちゃんのつくった”が、料理に
対する修飾語ですね。修飾語のなかにも、主語と述語が
あります」
デアくん
「ややっこしいーッ・・・」
ひらめき先輩
「ちょっと複雑ですね。修飾語は、あとに続く単語や文節
に対して、説明を付け加える単語であったり文節であった
りします。名詞を修飾する単語が形容詞で、動詞や形容
動詞を修飾する単語は副詞ですね。文節にも形容詞的な
用法と副詞的な用法があります」
アイちゃん
「デアくん、こういうときこそ、メモメモ・・・・」
デアくん
「メモメモ・・・・・・」
ひらめき先輩
「みんな疲れてきたようだから、接続語は次回にしましょうか」
アイちゃん
「しましょ、しましょ」
デアくん
「ふーッ。助かったーッ!」
ひらめき先輩
「はい、きょうの雑談はここまで。
読者の皆さんも、最後までお読みいただき感謝します」