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「親しみやすさ」と「○○○○」は、似て非なるもの。

こんにちは、アイデアマン養成コーチの寺ちゃんです。

アイデアマン養成所の喫茶室で、ひらめき先輩、
新入社員のアイちゃん、デアくんの三人が雑談をしています。

ひらめき先輩
「きょうも前回の続きです。コピーの書き方のコツを
とりあげていますが、今回のテーマは、『親しみやすさ』と
『○○○○』は、似て非なるものです」

アイちゃん
「また、タイトルに○○○○が入ってる」

デアくん
「ほんとだ。意味深な言葉が入るのかな?」

ひらめき先輩
「何をぶつぶつ言ってるの? そもそもコピーの書き方の話
なんだから、いやらしい言葉が入るわけないでしょ」

アイちゃん
「あっ、それもそうね」

デアくん
「ちょっと期待しちゃった、ハハハ・・」

ひらめき先輩
「きょうは、文体にかかわる話になります。
広告ではあまり見かけないけど、個人がやっている
アフィリエイトなどのブログを見ていて驚かされることが
たまにあります。何かと言えば、言葉づかいです。
お客さんを相手にするブログなのに、言葉づかいがあまりにも
ひどすぎるブログに出会うときがあるんですよ」

アイちゃん
「あります、あります。ふだんの言葉づかいがそのまま
出ちゃってるような・・」

ひらめき先輩
「もしネットではなく、お客さんが目の前にいるふつうの
お店だったら、決してそんな言葉づかいはしないだろうと
思えるようなタメ口で書かれていることがたまにあるんですよ。
当の本人は、くだけた表現をすれば、きっと相手も心を許して
接してくれるに違いないと思っているのかもしれませんが、
読んでいて不快感を覚えることがあります」

デアくん
「でも、それは親しみを持たせる狙いがあるんじゃないのかな?」

アイちゃん
「それは程度問題じゃないかしら・・」

デアくん
「確かにね・・」

ひらめき先輩
「個人的な日記や趣味の話などをつづったブログなら、
それでもいいと思うんです。でも、お客さんを相手に
商売をしている場合は、ちょっと話が違うと思うんですね。
お店の人に初対面からいきなりタメ口を使われたら、
誰だって驚きますよね。というか、嫌われます」

アイちゃん
「ブログを使って個人でビジネス的なことを始めようとすると、
そういうことに気づきにくいんだね、きっと」

デアくん
「うん、確かに。会社なんかでは、お客さんの前で変な言葉を
使ったら、あとで先輩とか上司が注意してくれるからね」

ひらめき先輩
「『親しみやすさ』とか『カジュアルさ』は、ひとつ間違うと
『粗雑さ』に姿を変え、相手に失礼な印象を与えてしまうので
注意が必要ということです」

デアくん
「あっ、○○○○は『粗雑さ』だったんですね?」

アイちゃん
「なるほど・・」

ひらめき先輩
「もちろん、ときには冗談やくだけた表現を混ぜるのは
いっこうに構わないと思いますが、ビジネスをする以上、
基本を守って、まず丁寧な言葉づかいで書くことを
心がけたいですね」

アイちゃん
「はーい。私も気をつけよーっと」

デアくん
「僕も・・」

ひらめき先輩
「じゃ、きょうはこの辺でお開きとします。次回をお楽しみに」

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