売り上げアップに貢献する見出しの書き方【3】
こんにちは、アイデアマン養成コーチの寺ちゃんです。
アイデアマン養成所の喫茶室で、ひらめき先輩、
新入社員のアイちゃん、デアくんの三人が雑談をしています。
ひらめき先輩
「きょうは、売り上げアップに貢献する見出しの書き方の3番目の
ポイントですね。それは、『人は好奇心を刺激されることが好き』。
ところで、二人ともこんな経験はない?」
アイちゃん
「好奇心を刺激された経験ですか? あまり個人的なことは
言えませんけど」
デアくん
「言えない、言えない」
ひらめき先輩
「いやいや、そうじゃなくて。コピーライティングの話だけど、
ある程度、コピーを書くことに慣れてくると、気のきいた見出しを
書きたいと思うようになってくるんだけど、そういう経験ってない?」
アイちゃん
「ああ、そういう経験ですか? それなら、山ほどあります」
デアくん
「あるある」
ひらめき先輩
「ま、言ってみれば、コピーライターの初心者が最も陥りやすい
ところでもあるんですよ。思わせぶりな表現で読者の好奇心を
あおろうとするあまり、何を言おうとしているのかさっぱり
分からない」
アイちゃん
「それ、ありますね。恰好つけすぎちゃうのかな」
デアくん
「やっぱり、かっこいいもの書きたいし・・」
ひらめき先輩
「その気持ちはよくわかります。でも、コピーは伝えることが
使命だし、読んでもらえなければ意味がないですよね。読者だって、
目を通さなければならないメールはたくさんあり、そんなに暇では
ありません。書いてあることがわからなくても、友だちのように
聞き返してくれません」
アイちゃん
「そうですよね」
デアくん
「何か、いい方法はないですか?」
ひらめき先輩
「どうしても好奇心をあおるような見出しにトライしたいときは、
雰囲気だけで書くんじゃなく、その商品やサービスの具体的な
メリットを織り込みながら書くといいんですよ。変な言い方だけど、
万一、好奇心をあおることに失敗したとしても、商品やサービスの
メリットについては、少なくとも目に留まることになりますから」
アイちゃん
「なるほどね」
デアくん
「そういう手があったか・・」
ひらめき先輩
「というところで、きょうはお開きにしましょうか。次回は、
4つ目のポイント『人は明るく積極的なことが好き』について
お話します。お楽しみに」