引き寄せに成功した、もうひとつの例。
こんにちは、アイデアマン養成コーチの寺ちゃんです。
アイデアマン養成所の喫茶室で、ひらめき先輩、
新入社員のアイちゃん、デアくんの三人が雑談をしています。
ひらめき先輩
「前回は、引き寄せの法則を習慣化することで
引き寄せに成功した例を取り上げましたが、
きょうはもうひとつの例を紹介します」
アイちゃん
「やったーっ! こういう話って、ワクワクするわね」
デアくん
「そうそう、ドキドキしちゃう」
ひらめき先輩
「今回の例は、10歳の少年の話です」
デアくん
「えっ、10歳の少年?」
アイちゃん
「あまり年齢には関係ないんですね」
ひらめき先輩
「年齢は関係ないですね。関係あるのは、思いの力だけ
です。彼が家族でディズニーワールドを一週間旅行した
ときのことです。一日目に行ったときは、長い行列に並
ぶことになったんですね」
アイちゃん
「うんうん、よくあること」
デアくん
「長い行列ができるのは普通のことだよね」
ひらめき先輩
「そこで、彼は引き寄せの法則を使ったんです。その日の夜、
寝る前に“明日は、列に並ばなくても大きな乗り物全部に乗
れたらいいな”と考えイメージしたんです」
アイちゃん・デアくん
「それで?」
ひらめき先輩
「翌朝、家族は、エプコットセンターのゲートへ行きました。
すると・・・」
アイちゃん・デアくん
「すると?」
ひらめき先輩
「するとね、開場と同時にディズニーのスタッフが
現れて、家族に聞いたんです」
アイちゃん・デアくん
「何を?」
ひらめき先輩
「まあまあ、二人とも落ち着いて。何を聞いたかと
言うと、エプコットのファースト・ファミリー・
オブ・ザ・デイとしての特典を受けるかどうかと聞い
てきたんです」
デアくん
「ファースト・ファミリー・オブ・ザ・デイって、
何ですか?」
アイちゃん
「その日、いちばん最初に入場した家族のことよ」
ひらめき先輩
「それで、VIP待遇となって、主な乗り物には並ば
ないで乗れるパスをもらえたんですよ」
アイちゃん
「うわーっ、すごい!」
デアくん
「本当に引き寄せちゃったんだ!」
アイちゃん
「でも、引き寄せが成功しない人って、何がいけないの
かしら? みんな同じようにやっていると思うんだけど」
ひらめき先輩
「たいていの人は、この秘密を知ると、しばらくは有頂
天になってやるんだけど、そのうちに疑問を持ち始める
んです。もう少しで良い結果が表れようとしているのに、
表面的にしか見ていないから、“やっぱり、うまくいか
ないや”と思ってしまうんですよ。するとどうなるか、
分かるよね?」
デアくん
「そうか。最初の思いとは違う思いを持ってしまうから、
最初の思いが現実化しないんですね」
アイちゃん
「なるほど。ここのポイントって、すごく重要ですね。
誰もが陥りやすい心理的な過ちだわ」
ひらめき先輩
「はい、きょうの雑談はここまで。
読者の皆さんも、最後までお読みいただき感謝します」