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ヒラメキは時間を超えられる。

こんにちは、アイデアマン養成コーチの寺ちゃんです。

アイデアマン養成所の喫茶室で、ひらめき先輩、
新入社員のアイちゃん、デアくんの三人が雑談をしています。

ひらめき先輩
「デアくんは、アイデアを引き寄せるのに、
どのくらいの時間が必要だと思う?」

デアくん
「そんなこと分かりませんよ。アイデアがすぐ
に出るときもあれば、なかなかひらめかないと
きもあるし」

アイちゃん
「そうよね。やってみないことには分からない
わよね」

ひらめき先輩
「ハハハ、確かに、ふつうはそう思うよね。
でも、『ザ・シークレット』という本の中では、
“あなたが望んでいるものを宇宙が現実化する
のに時間はかかりません。時間がかかったと感
じているのであれば、それをすでに手に入れた
ということを信じ、理解し、感じるのが遅れて
いるということ”だと書かれています」

アイちゃん
「そう言われてもねぇ」

デアくん
「やっぱり、思いの力が足りないのかな?」

ひらめき先輩
「この世界では時系列的に物事が進んでいくた
め、時間は過去から未来に進んでいくものと何
の疑いもなく思ってますよね。でも、アインシュ
タインや量子物理学者は、すべての事象は同時
に起きているのだと教えているんですよ。つまり、
私たちが通常考えている時間などは存在しない
ということです」

アイちゃん
「すべての事象は同時に起きている?」

デアくん
「アインシュタインや物理学者も、そんなこと
を言ってるんですか?」

ひらめき先輩
「そうなんです。これに基づいて考えてみると、
欲しいと願う自分とそれを得ている自分は同時
に存在していると考えられるわけです。『引き
寄せの法則』で、欲しいものをお願いする時点
で、すでに手にしている状況をありありと思い
浮かべることを強調しているは、このことを意
味しているんです」

アイちゃん
「ということは、アイデアを考え始めた時点で、
もうアイデアが出ているということなんですか?」

デアくん
「それのアイデアって、どこにあるんだろう?」

ひらめき先輩
「個人的な経験として、こんなことがありまし
た。広告代理店に勤務していたときのこと。
ある日、クライアントのオフィスで新製品の
オリエンテーションがありました。会議終了後、
タクシーを拾い会社に向かいました。会社まで
タクシーで15〜20分ぐらいでしたが、着くま
でにテレビCMの企画が3本もできてしまった
ことがあります。ふつうなら何日もかかるのに」

アイちゃん
「それはすごいですね」

デアくん
「やっぱり時間を超えるようなことって、実際
に起こるのかな?」

ひらめき先輩
「そのときは僕もびっくりしました。自分だっ
て、会社に帰るまでにつくろうなんてちっとも
思っていなかったんですから」

アイちゃん
「そのときは、どんな感じだったんですか?」

デアくん
「そうそう。それが聞きたい」

ひらめき先輩
「考えていないと言えば嘘になるけど、何とな
く考えているうちに自然とアイデアが浮かんで
きたという感じです」

デアくん
「へぇ、僕もそうなるといいな」

アイちゃん
「一生に一度でいいから、そんな経験してみたい」

ひらめき先輩
「ハハハ、僕だって、こんな経験はもうないと
思うよ。ただ以前よりもヒラメキの回数は増え
ました。僕の場合、オリエンテーションの段階
でアイデアを考え始めます。みんなはどうかな?」

デアくん
「僕は会社に帰ってからかな」

アイちゃん
「私もそうね」

ひらめき先輩
「なぜそうするかと言うと、説明を受けている
段階で頭に入ってくる新しい情報に対して、脳
や心が敏感に反応してアイデアの素となるもの
をフィードバックしてくることが多いんですよ。
だから、すぐに書き留めて、その時点から考え
始めちゃうんです。ヒラメキはその時、その瞬間
が大事なので、仕事の場所や時間は決めないこと
にしています」

アイちゃん
「だから、アイデアが出るのに時間がかからな
いんですね」

デアくん
「僕もそうしようっと!」

ひらめき先輩
「はい、きょうの雑談はここまで。
読者の皆さんも、最後までお読みいただき感謝します」

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