HOMEHowto

【誕生秘話】アイスキャンディの生みの親は、11歳の少年。

こんにちは、アイデアマン養成コーチの寺ちゃんです。

アイデアマン養成所の喫茶室で、ひらめき先輩、
新入社員のアイちゃん、デアくんの三人が雑談をしています。

デアくん
「あれ、ひらめき先輩、アイスキャンディを
食べるなんて珍しいですね」

アイちゃん
「あっ、ホントだ」

ひらめき先輩
「はい、よかったらどうぞ。ちょっと季節
はずれだけど」

アイちゃん
「うわーっ、私たちもいただけるんですか」

デアくん
「やったーっ!」

ひらめき先輩
「二人に聞きたいんだけど、アイスキャンディと
アイスクリームのどっちが好き?」

アイちゃん
「うーん。ふだんはアイスクリームですね。でも、
すごく暑い日はアイスキャンディがいいですね」

デアくん
「そうそう、猛暑日はアイスキャンディだね」

アイちゃん
「そうか、きょうはアイスキャンディの話なのね」

ひらめき先輩
「そ、そういうこと・・」

デアくん
「あれ、きょうはダジャレが出ないですね」

ひらめき先輩
「ちょ、ちょっと待って。口の中が冷えちゃって、
それどころじゃないの・・・。ああ、冷たかった。
そう、きょうはアイスキャンディの誕生秘話です」

アイちゃん
「ええ、そんなの分からなーい!」

デアくん
「僕だって知らないよ!」

ひらめき先輩
「ハハハ、まだ何も聞いてないよ。みんなが知って
たら、秘話にはならないし」

デアくん
「あっ、分かった。昔、飴をつくっていた人が、
夏のある日、あまりの暑さに飴を冷凍庫に入れて
凍らせて食べたとか・・」

アイちゃん
「それって、ただの冷たい飴でしょ!」

デアくん
「じゃ、アイちゃん、何か言ってみてよ?」

アイちゃん
「知ってるわけないじゃない。あっ、こんなのは
どう? ある日、氷屋さんが休憩中に飲んでいた
ジュースを氷の上にこぼしちゃって、それを食べ
てみたらおいしかったとか・・」

ひらめき先輩
「ハハハ、なかなかいいね。実際はね、こうなん
ですよ。それは1905年のこと。サンフランシス
コにフランク・エパーソンという11歳の少年が
いました。その少年が、ある寒い日、ジュースを
うっかり外に置いたままにしちゃったんですね。
そうしたら、ジュースが凍ってキャンディのよう
になっていた。しかも、かき混ぜるための棒を指
しておいたから、棒付きアイスキャンディができ
たというわけです」

デアくん
「なるほど。これも失敗から生まれた商品ですね」

アイちゃん
「でも、初めからつくろうとして失敗したわけじゃ
ないし、まさに偶然の産物ね」

ひらめき先輩
「話は変わるけど、アイスキャンディという呼び名
は日本語です。英語ではアイスポップ(ice pop)と
いう名称が正しいんですが、カナダとアメリカでは
登録商標のポップシクル(Popsicle)が一般名称化
しているそうです」

デアくん
「呼び方が変わると、ピンとこないね」

アイちゃん
「ところで、その少年、その後どうなったのかな?
億万長者になったのかな?」

デアくん
「そうだね、きっとなってるね! なってるかな?
なってるといいな。ま、どっちでもいいか」

ひらめき先輩
「はい、きょうの雑談はここまで。
読者の皆さんも、最後までお読みいただき感謝します」

このページのトップへ
ブログパーツ inserted by FC2 system