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【誕生秘話】フィルムの技術が肌に応用できるなんて。

こんにちは、アイデアマン養成コーチの寺ちゃんです。

アイデアマン養成所の喫茶室で、ひらめき先輩、
新入社員のアイちゃん、デアくんの三人が雑談をしています。

ひらめき先輩
「きょうは技術の応用という観点で成功した
事例を採り上げたいと思います」

デアくん
「へぇ、それは何ですか?」

ひらめき先輩
「富士フィルムの化粧品です」

アイちゃん
「そういえば、なぜフィルムメーカーが化粧品
をつくるのか不思議でした」

ひらめき先輩
「実はね、フィルムと肌って、とても似ている
そうです」

アイちゃん
「そうなんですか?」

ひらめき先輩
「フィルムの主成分はたんぱく質のコラーゲン
で、肌も70%程度が同じ成分で構成されている
らしいんですよ。フィルムの厚さも、角質層と
呼ばれる皮膚の外側部分とほぼ同じだそうです」

デアくん
「へぇ、そうなんだ」

アイちゃん
「なるほどねぇ」

ひらめき先輩
「フィルムづくりの研究チームは、コラーゲンが
劣化するメカニズムの解明やその防止策にずっと
取り組んできたそうですが、共通点が多いので、
皮膚のケアに応用できるはずだと考えたそうです」

アイちゃん
「そういう技術って、分野がまったく違っても
応用できるんですね」

ひらめき先輩
「さらにもう一つの共通点。写真って、年と共に
色があせてくるじゃない。これって紫外線などに
よる酸化が原因らしいんだけど、これも肌にシワ
やシミができる現象と共通しているそうですよ。
だから、色あせ対策で蓄積した抗酸化技術が化粧
品に活かせるというわけです」

デアくん
「なんていう化粧品なんですか?」

ひらめき先輩
「『アスタリフト』という化粧品です。主成分は
コラーゲンとアスタキサンチンという抗酸化物質。
皮膚にコラーゲンを補うと同時に、アスタキサン
チンがコラーゲンを守るという働きがあるそうです」

アイちゃん
「欲しいーっ!」

デアくん
「アイちゃん。その反応、ちょっと違うんじゃない」

ひらめき先輩
「アスタキサンチンには、フィルムづくりでの
“ナノテクノロジー”が活かされているそうです。
『アスタリフト』で使われているアスタキサンチ
ンは、従来、化粧品に使われていた粒子より1ケタ
小さい単位だとか。それだけ肌に浸透しやすいと
いうことですね」

アイちゃん
「ますます欲しくなっちゃった!」

デアくん
「ダメだ、こりゃ!」

ひらめき先輩
「はい、きょうの雑談はここまで。
読者の皆さんも、最後までお読みいただき感謝します」

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