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既存の理論や知識を捨ててごらん。面白いことが起こるよ。

こんにちは、アイデアマン養成コーチの寺ちゃんです。

アイデアマン養成所の喫茶室で、ひらめき先輩、
新入社員のアイちゃん、デアくんの三人が雑談をしています。

ひらめき先輩
「デアくん、ちょっと聞きたいんだけど、
発明とかアイデア開発にとって、
学歴はどれくらい重要度が高いと思いますか」

デアくん
「やっぱり、かなり重要度は高いんじゃないでしょうか」

ひらめき先輩
「アイちゃんは?」

アイちゃん
「私も、そう思います」

ひらめき先輩
「なぜ、そう思うんですか?」

デアくん
「だって、学歴があるということは、知識があるって
ことでしょ。自分に知識があれば、いろいろ調べなくても
事前に判断がつくし・・・」

アイちゃん
「そうそう。例えば、何か新しいものを生み出そうとする
ときでも、余計な実験や調査が不要になるじゃないですか」

デアくん
「そのほうが、早く結果が得られるよね」

ひらめき先輩
「本当にそうだろうか?」

アイちゃん・デアくん
「えっ?」

ひらめき先輩
「かえって、知識が邪魔をするんじゃないかな?」

アイちゃん
「邪魔をする?」

デアくん
「どういう意味ですか、ひらめき先輩?」

ひらめき先輩
「たとえば、ある理論について確信を持っていたら、
それ以上のことはしないだろうってことです」

アイちゃん・デアくん
「・・・・・」

ひらめき先輩
「理論で結果を想定するだけで、それ以外の可能性を
追求することはないかもしれないですよね。じゃ、デアくん。
もし何の学歴もない人が、同じことに取り組んだとしたら、
どうなると思う?」


デアくん
「そうですね。やってみないと分からないわけだかから、
片っ端からいろいろ試すしかないでしょうね」

アイちゃん
「とても効率が悪いわよね」

ひらめき先輩
「本当にそうだろうか?」

アイちゃん
「だって、そうじゃないですか? 
無駄なことまでやることになるんですよ」

デアくん
「そうだよ、そうだよ」

ひらめき先輩
「無駄なこと? エジソンは、“私は何の学歴もない。
だから、何でもやってみなければ分からないではないか。
それで私は何でもつなげてみた。そうしたら、信じられない
面白いことがいっぱい起きた。それが私の発明の秘訣だ”と
言っています」

デアくん
「なるほど・・・」

アイちゃん
「そういうことだったのね。きょうの雑談で、ひらめき先輩が
言いたかったのは」

ひらめき先輩
「はい、きょうの雑談はここまで。
読者の皆さんも、最後までお読みいただき感謝します」

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