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アンドリュー・カーネギーなら、何と言うだろうか。

こんにちは、アイデアマン養成コーチの寺ちゃんです。

アイデアマン養成所の喫茶室で、ひらめき先輩、
新入社員のアイちゃん、デアくんの三人が雑談
をしています。

ひらめき先輩
「きょうは、アンドリュー・カーネギーのビジ
ネスのリスク回避法について話をしましょうか」

デアくん
「どんなリスクのことですか?」

ひらめき先輩
「ビジネスでの投資とか、保証人になることと
か、そういう観点のリスクです。アイちゃんは、
そういうことについて何か自分なりの考えはあ
りますか?」

アイちゃん
「特に、ないですけど。やはり、保証人になる
のは怖いですね」

デアくん
「投資もしたいけど、うかつにはできないな。
と言っても、資金はないけど・・」

ひらめき先輩
「友人や仕事仲間から持ちかけられた投資話や
保証人の依頼なんかは、断りにくい場合もある
でしょうね」

アイちゃん
「カーネギーさんは、どんな考えを持ってるん
ですか?」

ひらめき先輩
「こういう言葉が残っています。
“私に全責任を負って支払うことができないも
のに署名しない”また、“渡ることのできないと
ころへ入ってはいけない”」

アイちゃん
「全責任を負って支払うことができないものに
署名しない、か。確かにね」

デアくん
「これは、どういうときに語った言葉ですか?」

ひらめき先輩
「これは、仲間から持ちかけられた新しい鉄道
事業の保証人になることを断ったときの言葉だ
そうです。自分の能力からかけ離れたものや、
現実不可能だと思われるものに投資はしないと
いうことですね」

デアくん
「投資をえさにした詐欺があるけど、そういう
事件への警告でもありますね」

ひらめき先輩
「うまい話にすぐに飛びつかないということ
ですね。結局、カーネギーさんの読みどおり、
話を持ちかけた鉄道会社は軌道に乗る前に倒
産したそうです」

アイちゃん
「そうなんだ。分かっていても、おいしい話
だとつい手を出したりしちゃうけど、歴史に
残るような成功者はやっぱり違いますね」

デアくん
「違う、違う」

ひらめき先輩
「はい、きょうの雑談はここまで。
読者の皆さんも、最後までお読みいただき感謝します」

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