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ひとつの素材をベースにどれだけバリエーションをつくれるか。

こんにちは、アイデアマン養成コーチの寺ちゃんです。

アイデアマン養成所の喫茶室で、ひらめき先輩、
新入社員のアイちゃん、デアくんの三人が雑談を
しています。

ひらめき先輩
「前回、相模屋食料というおとうふ屋さんが開発
した“ザクとうふ”の話をしました。きょうは、
相模屋さんの商品群を参考にして商品開発につい
て学びたいと思います」

アイちゃん
「ホームページを見ましたけど、おとうふと言っ
てもいろいろあるんですね」

デアくん
「ほんと。ひとつひとつがよく考えられていると
思いました」

ひらめき先輩
「ベーシックなものはもちろん、料理に合わせて
いろんな特長をもったおとうふをつくっています
よね。まず料理別の観点から分類すると、そのま
ま食するもの、湯豆腐用、鍋用、痲婆豆腐用、焼
きとうふ、油揚げ、厚揚げなどがあります。味覚
の点から分類するとどうなりますか、アイちゃん?」

アイちゃん
「えーと、まず木綿と絹があり、木綿と絹でも国
産大豆を使ったコクと甘味が特長のものがありま
した。それから、クリーミーな食感と濃厚な味わ
いが楽しめるものもありました」

ひらめき先輩
「次は、デアくん、続けて・・」

デアくん
「二番手は辛いな・・えーと・・」

アイちゃん
「何、ぶつぶつ言ってんのよ」

デアくん
「いやいや、何も。えーとですね(ノートを見る)。
そうそう、もっちり食感の絹厚揚げというのがあり
ます。これ、2011年の食品ヒット大賞優秀ヒット賞
(日本食糧新聞社様主催)」を受賞してます」

ひらめき先輩
「それから?」

デアくん
「レンジで簡単に湯葉がつくれる“豆乳湯とうふ”。
これは豆乳、おとうふ、湯葉の3種類の味わが楽し
めるということでした」

ひらめき先輩
「はい、分かりました。じゃ今度は、アイちゃんね」

アイちゃん
「あとは例のガンダムとのコラボのおとうふですね。
調べてみると、“ザクとうふ”にバニラテイストの
デザート仕様というものや、煮崩れしにくい“鍋用!
ズコックとうふ”というのもありました」

デアくん
「“よせ豆富”、“枝豆風味のよせ豆富”もあったし、
ホントいろいろあるんですよ」

アイちゃん
「おとうふひとつとっても、こんなにいろんなものが
できるんですね」

ひらめき先輩
「サイズもいろいろあったでしょ。ダブルパック、
3個パック、木綿1つと絹2つの3個パック、4個
タイプなどの小分けしたもの、食べきりサイズの
4ポットというのもありますね」

アイちゃん
「おとうふはこういうものという思い込みが強かっ
たら、こんなアイデアは出ませんね」

デアくん
「結局、アイデアは商品の問題ではなく、頭がとうふ
のように柔らかくなくちゃダメだということですね」

アイちゃん
「あっ、それ、シャレのつもり?」

ひらめき先輩
「はい、きょうの雑談はここまで。
読者の皆さんも、最後までお読みいただき感謝します」

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