カリスマ講師の「目標を達成するための9ステップ」。(続き)
こんにちは、アイデアマン養成コーチの寺ちゃんです。
アイデアマン養成所の喫茶室で、ひらめき先輩、
新入社員のアイちゃん、デアくんの三人が雑談を
しています。
ひらめき先輩
「前回は、“目標を達成するための9ステップ”の
四番目まで話をしました。きょうはその続きです」
デアくん
「四番目は、“空気なんて読むな!”でした」
アイちゃん
「人の目を気にするなということでしたよね」
ひらめき先輩
「はい、そうです。二人ともナイスフォローです
ね。五番目は、“すべての行動を、目標にこじつけ
てしまえ!”です」
アイちゃん
「言葉が強くていいですね。こんな言い方される
と、いやでもやらなくちゃっていう気になります
ね」
ひらめき先輩
「これは、実力試験、資格試験に強い人は、目的
意識をはっきり持って、自主的に勉強しているも
の。そこで自主性を身につけるため、目標を持っ
たら、生活のすべてをその目標に無理やりこじつ
けていくことが重要。“これは何のため?”と自分
に問いかけて答えられるかどうかが、目標達成に
有益であるかどうかを判断できるポイント、とい
うことです」
デアくん
「なるほど。無駄なことはするなということか」
アイちゃん
「すべての力をひとつの方向に向けなさいってこ
とね。自分を振り返ってみると、ここまで考えた
ことはなかったわ」
デアくん
「確かに・・・」
ひらめき先輩
「六番目は“長期的な目標を持て!”。長期目標
があるからこそ、がんばれる。長期目標があれば、
短期的にはマイナスのことでも、それをポジティ
ブにいい経験だと捉えることができる。ポジティ
ブな人のまわりにはポジティブな人が集まり、ネ
ガティブな人のまわりには、ネガティブな人が集
まる、と言っています」
デアくん
「なかなか深い話だな・・・」
アイちゃん
「単なる目標の話だけじゃないんですね」
ひらめき先輩
「七番目は“クヨクヨするな!”です。ポジティブ
に考える人の方が、生産性が高いのは確実。そこで、
ポジティブ思考を身につけるためには、勝手な思い
込みを自分のなかでつくり出してしまうのもいい考
え、ということです」
アイちゃん
「これは、“思いの力”に関連するポイントですね」
デアくん
「イエース! ポジティブ思考をすれば、ポジティ
ブなことを引き寄せられる」
ひらめき先輩
「八番目は、“人生の目標を持って、貫き通せ!”。
仕事や勉強で成功する人は、人生の目標が定まって
いるもの。だからこそ、生活や勉強におけるすべて
の目標を、人生の大目標と関連づけていく。すると、
すべての行動にやる気が出て、行動に意味を見いだ
すことができるようになる。」
アイちゃん
「なるほど。勉強を単なる勉強で終わらせないって
ことね。人生の目標という、より大きな目標と結び
付けることで、勉強する意味がもっと大きなものに
なるわけだ」
デアくん
「勉強のための勉強ではなく、夢の実現のための勉
強でもあるということか。そう考えたら、確かに気
合が違ってくる」
ひらめき先輩
「二人とも、理解が早いね。じゃ、最後のポイント
です。九番目は“試験はチャンスの扉だ!”。試験
は、きちんと努力すれば誰でも成功できるチャンス。
そこで大切なのが“持続力”。つらく感じるときは
一度机から離れ、将来かなえたい夢や目標を頭のな
かに描いてみることを勧めています」
アイちゃん
「そうか。大きな目標を持つことは、努力の継続の
ためにも重要なんですね」
デアくん
「なーるほど。すべてが関連している」
ひらめき先輩
「はい、きょうの雑談はここまで。
読者の皆さんも、最後までお読みいただき感謝します」
(参考資料)
『350万人が学んだ人気講師の 勉強の手帳』
(安河内哲也著、あさ出版)