ヒラメキを激増させる簡単な2つの方法。
こんにちは、アイデアマン養成コーチの寺ちゃんです。
アイデアマン養成所の喫茶室で、ひらめき先輩、
新入社員のアイちゃん、デアくんの三人が雑談をしています。
ひらめき先輩
「きょうは、3番目の『ヒラメキとは予期しない小さな気づきである』
ですね」
アイちゃん
「ヒラメキというと、アインシュタインやエジソンのような特別な
才能の持ち主に起こるものと思いがちだけど、『小さな気づき』と
言われると、自分にも起こりうるんじゃないかと思えてきますね」
デアくん
「うん、それは言える。ということは、小さな気づきを増やすように
努力すればいいのかな?」
ひらめき先輩
「そうですよ、デアくん。アイデアマンになるコツは、それなんです。
気づきの数を増やせばいいんです。」
アイちゃん
「でも、どうやって増やせばいいの?」
デアくん
「それが分からないんだよね」
ひらめき先輩
「気づきを増やすためには、自分のなかの感度を高めることですね」
アイちゃん
「感度を高める?」
デアくん
「えー、どうやって?」
ひらめき先輩
「自分というレーダーの性能をアップさせることです」
アイちゃん
「えー、ますます分からなくなっちゃった」
デアくん
「高性能のレーダーを買ってこようかな」
ひらめき先輩
「ハハハ、それもいいかも。自分の感度を高めるには、2つの側面が
あると思うんです」
アイちゃん
「2つの側面というと?」
デアくん
「何だろう?」
ひらめき先輩
「まず、ひとつは知識の量を増やすことです。やはり自分のなかに
知識が少ないと、気づく確率が減りますね。例えが適切かどうか
分かりませんが、海で釣りをするとしますよね。1本の釣竿で
釣ってる人より、たくさんの釣竿で釣ったほうが確立がいいのと
同じですね」
アイちゃん
「なるほど」
デアくん
「ピストルで言えば、たくさん撃ったほうが当たりやすいのと
同じってことですか?」
ひらめき先輩
「そうそう。数打ちゃ当たるってやつです。弾が知識なんですよ」
アイちゃん
「もうひとつの側面は何です?」
ひらめき先輩
「もうひとつは、心の調整です」
アイちゃん
「心の調整?」
ひらめき先輩
「ヒラメキというか、インスピレーションは心が荒れているときは
なかなか降りてこないんです。例えば、忙しさに追われているときや
悩み事を抱えているときなどは感度が落ちます。集中して考えたら、
リラックスする時間を持つ。ひたすら考え続ければ、アイデアは
出ると思いがちだけど、そうじゃないんです。ヒラメキを得るコツは、
ときどき静かな時間を持つことなんですね」
アイちゃん
「そうか。がむしゃらに考えてもアイデアは出ないのね」
デアくん
「やっぱり、考え続けることは大切なんでしょ?」
ひらめき先輩
「最後は、アイデアを出すぞという情熱です」
アイちゃん
「そういう意気込みがないと続けられないですよね」
デアくん
「情熱か・・」
ひらめき先輩
「そう、『思いの力』です。思いの力は目に見えないから、
意外と気づかないかもしれませんが、結局は、『思いの力』が
実を結ぶんですね」
アイちゃん
「そういえば、引き寄せの法則も思いの力ですよね」
デアくん
「思考は現実化する、という本もあるね」
アイちゃん
「そのくらい大事ってことなのね」
ひらめき先輩
「ということで、きょうはこの辺で。次回をお楽しみに」