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“どんでん返し”のある映画は好きですか?

こんにちは、アイデアマン養成コーチの寺ちゃんです。

アイデアマン養成所の喫茶室で、ひらめき先輩、
新入社員のアイちゃん、デアくんの三人が雑談をしています。

ひらめき先輩
「二人とも、映画好き?」

アイちゃん
「好きですよ。でも、最近はレンタルですけど」

デアくん
「僕もレンタルが多いな」

ひらめき先輩
「どんな映画が好き?」

デアくん
「僕はSFとかホラーが好きですね。SFは
『未知との遭遇』のようなリアルなものが好きです」

アイちゃん
「私は恋愛コメディーとか、たまにミステリーかな。
そういえば、先日、『スラムドッグ・ミリオネア』を
観たけど、あれも面白かった。ひらめき先輩は?」

ひらめき先輩
「僕もSFとかミステリーが好きですね。
ホラー映画にジャンル分けされるのかもしれないけど、
『シックスセンス』や『アザーズ』が好きですね」

アイちゃん
「私も両方とも観ました!」

デアくん
「どんでん返しのある映画って、最高ですよね」

ひらめき先輩
「“どんでん返し”という表現は、実は、歌舞伎から
生まれた言葉だったのを知ってましたか?」

アイちゃん
「歌舞伎?」

デアくん
「知らなかったな」

ひらめき先輩
「江戸中期の頃、大阪に、歌舞伎の作者であり、
舞台装置の発明家でもあった並木正三という方が
いたそうです。この方は、場面を変えるのにセット
だけを変えるのではなく、舞台全体を90度うしろに
倒して次の場面を作ってしまうという、大がかりな
“がんどう返し”という装置を考案したそうなんです」

アイちゃん
「舞台全体を?」

デアくん
「がんどう返し?」

ひらめき先輩
「そして、この仕掛けを使うときに、“ドン・デン・
ドン・デン”と大太鼓を一緒に打ったそうです。
なんか落語の落ちに出てきそうな話だけど、
ま、とにかくドン・デン・ドン・デンと打ったことから、
“どんでん返し”と呼ばれるようになり、それが次第に
一般的な使い方になったとか。残念ながら、この話には
どんでん返しはありません。あしからず」

アイちゃん
「へぇ。“どんでん返し”という言葉には、
そんなエピソードがあるんですか」

デアくん
「言葉って、生まれてきた背景を知ると、
とても面白いですよね」

ひらめき先輩
「はい、きょうの雑談はここまで。
読者の皆さんも、最後までお読みいただき感謝します」

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