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金魚だって、人間と同じように風邪を引く!?

こんにちは、アイデアマン養成コーチの寺ちゃんです。

アイデアマン養成所の喫茶室で、ひらめき先輩、
新入社員のアイちゃん、デアくんの三人が雑談をしています。

ひらめき先輩
「アイちゃんは、金魚を飼ったことある?」

アイちゃん
「ありますよ、子供の頃」

デアくん
「僕もあります」

ひらめき先輩
「そうですか。プロの金魚屋さんの世界の話ですが、
金魚を病気になりにくくする裏ワザがあるそうです」

アイちゃん
「裏ワザ?」

デアくん
「表ワザじゃなくて?」

ひらめき先輩
「これは金魚屋さんが行う奥義のようなもので、『締め』と
呼んでいるそうです。池の許容量の倍の数の金魚を入れて、
大量にエサを食べさせる。すると、栄養をたくさん摂った
金魚は、数多くの金魚が入っているので大きく成長できず、
そのかわりウロコが堅くなり栄養もためこむ。その結果、
病気になりにくくなるそうです。極度のストレスにも強く
なり、運送にも耐えられる金魚を作れるんだって」

アイちゃん
「すごい裏技ですねぇ。っていうか、金魚がかわいそう」

デアくん
「結局は、人間の都合だものね」

ひらめき先輩
「この技は非常に危険で、失敗すれば全滅する可能性が
あるから、水槽で飼っている人は絶対マネをしないほう
がいいです。さて、本題に入りますか」

アイちゃん
「入りましょう!」

デアくん
「入りましょうったら、入りましょう!」

ひらめき先輩
「きょうはね、金魚も人間と同じように風邪を引くか
という話です」

アイちゃん
「金魚が風邪を引くか、ですか?」

デアくん
「そりゃ、ないでしょ」

アイちゃん
「でも、なかったら、話しにならないでしょ」

デアくん
「そうか。じゃ、あるの? まさか・・・」

ひらめき先輩
「その、まさかです。やはり低温が続くと、金魚も風邪を
引くようですよ。症状が軽いうちは、温かい水の水槽へ
移してやれば回復するそうですが、いったん風邪を引いて
しまうと、金魚も食欲がなくなり、次第に身体のまわりが
粘膜のようなもので覆われてくるそうです」

デアくん
「ふーん。それって、人魚じゃないの?」

ひらめき先輩
「さらにひどくなると、金魚鉢の壁や石に寄りかかるように
なり、もっと症状が進み、水カビや細菌におかされると、
ウロコやヒフが剥がれてきたりするそうです。」

アイちゃん
「そういえば、そういう金魚、見たことある」

ひらめき先輩
「変な想像ですが、風邪をこじらした金魚がクシャミや
セキをしたら、うしろに進んじゃうのかな」

アイちゃん
「どうなんだろう?」

デアくん
「アイちゃんまで、そんなこと言って。うしろに下がる
わけないだろう」

アイちゃん
「そうか。それ以前に、クシャミやセキをするわけないか」

デアくん
「狭い水槽のなかでクシャミなんかしたら、それこそ
金魚迷惑だ」

アイちゃん
「はい、おあとがよろしいようで・・」

ひらめき先輩
「はい、きょうの雑談はここまで。
読者の皆さんも、最後までお読みいただき感謝します」

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