HOMEHowto

ムンクの「叫び」。実は、叫んではいない? 

こんにちは、アイデアマン養成コーチの寺ちゃんです。

アイデアマン養成所の喫茶室で、ひらめき先輩、
新入社員のアイちゃん、デアくんの三人が雑談をしています。

ひらめき先輩
「きょうは、ノルウェーの画家エドバルト・ムンクの話です。
ムンクといえば、2004年の8月に、オスロのムンク美術館
から彼の代表作『叫び』と『マドンナ』が盗まれるという
事件がありました。白昼、武装グループが美術館に押し込み、
強奪したそうです。2枚の絵画で約116億円の価値があると
言われています」

アイちゃん
「2枚の絵画で116億円?」

デアくん
「すごすぎて、ピンとこないな」

ひらめき先輩
「ムンク美術館はムンク生誕100年を記念して建てられた
博物館で、彼の遺言により油絵1,100点をはじめとする
莫大なコレクションがオスロ市に寄贈されたものだそうです。
その後、6人が事件に関与した容疑で告発され、2点とも
無事に発見されました」

アイちゃん
「見つかったんですか? よかったですね」

デアくん
「なんか、映画のような事件ですね」

ひらめき先輩
「盗難事件のなかには、富豪が自分のコレクションのために、
プロの窃盗団を雇って盗ませることもあるようですよ」

アイちゃん
「ほんと。まるで、映画のような話ね」

ひらめき先輩
「2005年に米連邦捜査局が公表した『世界の盗難芸術品
10選』には、ムンクの『叫び』をはじめ、レオナルド・
ダビンチの『糸車の聖母』、バイオリンの名器『ストラディ
バリウス』、イラク戦争後の混乱の中で盗まれた美術品などが
あり、時価総額は6億ドル(約720億円)を上回るそうです」

アイちゃん
「でも、そんなに簡単に盗めるものかしら」

デアくん
「警備は厳しいはずなのにね」

ひらめき先輩
「ところで、ムンクの名画『叫び』に描かれている人物、
実は、叫んでいる姿ではないのを知ってました?」

アイちゃん
「えーっ? だって、叫んでるでしょ、頬に手を当てて」

デアくん
「そうしか見えない」

ひらめき先輩
「一見、あそこに描かれている人物は叫び声を上げている
ように見えるけど、実は、周囲から聞こえてくる叫び声に
恐れおののき、耳を塞いでいるところだそうです」

アイちゃん
「そうなの?」

デアくん
「そんなの信じられないです」

ひらめき先輩
「『何か、ムンクある?』なんちゃって。ちなみに、ムンクの
『叫び』は全部で4枚あるそうですよ。ムンク美術館には
2枚あり、盗まれたのは、そのうちの1枚だったとか」

アイちゃん
「えっ、4枚もあるの?」

デアくん
「そっちのほうがビックリかも・・」

ひらめき先輩
「はい、きょうの雑談はここまで。
読者の皆さんも、最後までお読みいただき感謝します」

このページのトップへ
ブログパーツ inserted by FC2 system