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グリコキャラメルのマークには、モデルがいた?

こんにちは、アイデアマン養成コーチの寺ちゃんです。

アイデアマン養成所の喫茶室で、ひらめき先輩、
新入社員のアイちゃん、デアくんの三人が雑談をしています。

ひらめき先輩
「『一粒三〇〇メートル』というキャッチコピーを憶えて
いる人たち、とりわけ団塊の世代に属する人たちにとって、
グリコキャラメルは、子供のころの懐かしいお菓子のひとつ
ではないかと思います」

アイちゃん
「グリコって、そんな昔からあるんですか?」

デアくん
「そのキャッチコピー、知らないです」

ひらめき先輩
「子供心に何よりも楽しみだったのは、キャラメルの箱に
必ず付いているオマケでした。いま考えれば、オマケ商法
のはしりだったんですね」

アイちゃん
「えっ、キャラメルにオマケがついてたんですか?」

デアくん
「どんなオマケなんですか?」

ひらめき先輩
「車とかテレビとか東京タワーとか、木やセルロイドで
できたおもちゃですね。ところで、両手をあげたランニング
姿のグリコマークに、実際のモデルがいたのですが、
知ってました? そのモデルとは、大正10年(グリコが
発売される1年前)に開催された第五回極東競技会で走った
フィリピンのマラソン選手で、ゴールの姿をイラストに
したものだそうです」

アイちゃん
「実際にモデルがいたんですか」

デアくん
「モデルがいるのは珍しいですね」

ひらめき先輩
「『一粒三〇〇メートル』という有名なフレーズですが、
単なる言葉遊びで作られたキャッチコピーかと思ったら、
実は、そうではなかったんです。これは昭和になってから
使われたそうですが、グリコキャラメルの1粒に、体重
40キログラムの人が300メートル走るのに必要なカロリーが
含まれているという、ちゃんとした理由がありました」

デアくん
「そこまで根拠のあるものだとは思わなかったな」

アイちゃん
「いや、ほんと。それはすごいですね」

ひらめき先輩
「ちなみに、グリコという名前の語源、何だと思う?」

アイちゃん
「語源? いきなり言われても・・」

デアくん
「あっ、創始者の娘か孫に『ぐりこちゃん』という
名前の女の子がいたから」

ひらめき先輩
「なるほど。その破天荒な想像力と手に余る独断力に
頭が下がります。正解は、当時、健康の源として話題に
なったグリコーゲンからとったそうです」

アイちゃん
「グリコーゲンか。徹底して健康志向ですね」

デアくん
「いいところに目をつけるなぁ」

ひらめき先輩
「はい、きょうの雑談はここまで。
読者の皆さんも、最後までお読みいただき感謝します」

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