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サンタクロースって、本当にいるの?

こんにちは、アイデアマン養成コーチの寺ちゃんです。

ひらめき先輩
「きょうはクリスマスに関わる心温まるエピソードを
ご紹介します」

アイちゃん
「そうか、きょうはクリスマス・イブね」

デアくん
「クリスマスって聞くだけで、心があったかくなる」

ひらめき先輩
「もう、いろいろ解説するのはやめておきます。
では、ごゆっくりお楽しみください」

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1897年ことです。
バーニジア・オハンロンという8歳の女の子から、
ニューヨークの新聞社シカゴ・サン紙に
一通の手紙が届きました。

「私は8さいです。サンタクロースなんかいない、
という友だちがいます。
パパは、サンしんぶんにそう書いてあったら
ほんとうだよと言っています。
ほんとうのことを教えてください。
サンタクロースはいるのですか。」
数日後の9月21日、
サン紙は社説で次のように答えました。
とても素敵な社説なので、じっくりお楽しみください。

「バージニア、あなたの友だちはまちがっているよ。
その子たちは、なんでも疑ってかかるのが正しいと
思い込んでいるんだ。

自分の目で見たこと以外は、信じなくなっているんだね。
自分のちっちゃな頭で理解できることしかありえない、
と考えているんだよ。

人間の心というのは、バージニア、
大人でも子供でもとっても小さなもの。
この大きな宇宙と比べたら、
人間なんてアリさんみたいなものなんだ。

人間をとりまく無限の世界のことを考えたら、
すべての真実と知識を自分のものにするなんて、
とてもできないことだと思わないかい。

そう、バージニア、サンタクロースはいるよ。
愛、やさしさ、何かをしてあげたいと
思う心があるように、
サンタクロースだっているんだよ。

こういう心をもっている人がたくさんいるから、
あなたの人生が何よりも美しく、
喜びにあふれたものになっているんだ。

サンタクロースのいない世の中なんて、
どんなにさびしいことか。
バージニアみたいな子がいなかったら、
世の中がとてもさびしくなるのと同じことなんだよ。

子供らしい心、詩、ロマンスがあるからこそ、
つらいこともがまんできるんだよ。

そうでなければ、手で触れられるもの、
目で見たりできるもの以外に、
何の楽しみもないということになってしまうね。
子供らしい心によって満たされている永遠の光が
この世から消えてしまうことになるんだよ。
サンタクロースを信じないなんて、
妖精を信じないのと同じだね。
パパに頼んで人を雇ってもらい、クリスマス・イブに、
すべての煙突を見張ってもらったとしよう。

そして、煙突を降りてくるサンタクロースを
見つけられなかったとしても、
それがどんな証明になるんだろうか。

いままでサンタクロースを見た人はいないからといって、
サンタクロースがいないって証拠にはならないよね。

この世でいちばん大切なものは、
子供にも大人にも目には見えないんだ。

妖精が草の上で踊っているのを見たことがあるかい。
もちろん、ないよね。

でも、それが妖精はいないという証拠にはならないんだ。
この世の中にある、目に見えない不思議なものを
すべて頭に描いたり、想像したりすることなんて
誰にもできないことなんだ。

赤ちゃんのガラガラをこわして、
どうして音がでるのか調べてみることはできるよね。

でも、目に見えない世界をおおっているベールは、
世界でいちばんの力持ちでも、
何人もの力持ちが力をあわせても
引き裂くことはできないんだ。

そのカーテンを開けて、
天上の美とその向こうにある栄光を
目にすることができるのは、
信じる心、想像、詩、愛、ロマンスだけなんだ。

それらは本当にあるのかって?

バージニア、これらほど本物で変わらぬものは、
この世にないんだよ。

サンタクロースがいないって! とんでもない!
サンタクロースは、永遠に生きているんだよ。

バージニア、いまから千年後、
いや、一万年の十倍たったときでも、
サンタクロースは、子供たちの心に喜びを
与えつづけてくれるんだ。

メリークリスマス そして、ハッピーニューイヤー!!」

ひらめき先輩
「きょうはクリスマス・イブ。私からも、あなたに、
I wish you a merry Christmas!!」

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