ゴルフでホールインワンを達成した最年少記録は?
こんにちは、アイデアマン養成コーチの寺ちゃんです。
アイデアマン養成所の喫茶室で、ひらめき先輩、
新入社員のアイちゃん、デアくんの三人が雑談をしています。
ひらめき先輩
「きょうはゴルフの話になるんだけど、二人ともゴルフの経験はないよね」
アイちゃん
「一度だけ父に練習場へ連れて行ってもらったことがあります」
デアくん
「僕はないです。テレビでたまに見ますが・・」
ひらめき先輩
「穴に一打で入れることをホールインワンというのは知ってるよね?」
アイちゃん
「それは知ってまーす」
デアくん
「知ってまーす」
ひらめき先輩
「ゴルフでホールインワンをする確率は、男子プロで3700回に1回、
女子プロで4600回に1回、一般ゴルファーでは43000回に1回と言われています。
最多記録保持者はカリフォルニア出身のノーマン・L・マンレーという人で、
59回という信じられない記録が残っています。1979年の年間4回というのが、
彼の最高記録とか」
アイちゃん
「59回もホールインワンをやった人がいるんですか?」
デアくん
「すごいな。狙ってできるものじゃないと思うけど・・」
ひらめき先輩
「そうだよね。彼の記録には、さらに信じられない記録があります。
1964年9月、Del Valle Country Club でのこと。
330ヤードパー4の7番ホールでホールインワンを出したあと、
290ヤードパー4の8番ホールでもホールインワンを達成。
つまり、2ホール連続のアルバトロスを実現したわけです」
アイちゃん
「330ヤードでホールインワン? それだけボールを飛ばせるということですね」
デアくん
「そのときのスコアはどのくらいだったんだろう?」
ひらめき先輩
「コースレコードの61だったそうです。この人のほかに、1962年に、
1年間に11回のホールインワンを達成したJ. O. Boydstone という人もいます。
プロゴルファーではバイロン・ネルソンという人が記録保持者で、
ホールインワンの達成回数は50回だそうです」
アイちゃん
「こんな話を聞いていると、ホールインワンがそんなにすごいことだとは
思えなくなってきますね」
デアくん
「ほんとだね」
ひらめき先輩
「いまでこそトータルの打数で勝敗を決めるストロークプレーは一般的ですが、
ストロークプレーが初めて採用されたのは1759年5月9日のこと。
ゴルフは、もともとマッチプレーで行われていたそうです。
しかし、マッチプレーはくじ運にも大きく左右され、不公平だという声が大きくなり、
1759年、ついにセントアンドリュース・ゴルフクラブが、ストロークプレーに
踏み切ったとか」
アイちゃん
「個人相手の勝ち抜き戦をやめたってことですか?」
デアくん
「スコアを基準に、全体のなかで勝敗を決めるように
したってことですね」
ひらめき先輩
「そういうことですね。当時のセントアンドリュースは22ホールもあり、
しかもスコアカードがない時代。選手たちはどうしたかというと、
ワイシャツの袖口などに鉛筆でスコアを記録したそうです。
こういう経過をたどり、第6回全英オープンからスコアカードが使われ始めました
そうです。ところで、ホールインワンを達成した最年少は、何歳だと思う?」
アイちゃん
「最年少? うーん、18歳?」
デアくん
「もっと若いんじゃない? 10歳?」
ひらめき先輩
「ブーッ。ホールインワン達成の最年少者はイギリスの
マット・ドレイパーという子供で、5歳と212日。
これはギネスブック記録だそうです」
デアくん
「5歳?」
アイちゃん
「そんなに小さい子なんですか?」
ひらめき先輩
「ちなみに、最高齢者は101歳。アメリカのハロルド・
スティルソンという人。ちなみに、タイガー・ウッズは
6歳のときに最初のホールインワンを達成しています。
はい、きょうの雑談はここまで。読者の皆さんも、
最後までお読みいただき感謝します」