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人間をビンにたとえると、「へそ」はまさにフタ。

こんにちは、アイデアマン養成コーチの寺ちゃんです。

アイデアマン養成所の喫茶室で、ひらめき先輩、
新入社員のアイちゃん、デアくんの三人が雑談をしています。

ひらめき先輩
「子供の頃、空が暗くなってきてゴロゴロッと雷が鳴ると、
『あっ、雷さんだ。お腹を出してると、おへそをとられるよ』と、
うちの祖母がよく言っていたのを覚えているんだけど、
二人とも、お母さんに言われたことないかな」

アイちゃん
「うーん、あまり覚えていないですね」

デアくん
「雷が鳴っても、そう言われたことはないかも・・。
なぜ、そんなこと言ったんですか?」

ひらめき先輩
「それにはちゃんと理由があるんですよ。
雷が鳴り雨が降り始めると、急に気温が下がるそうです。
だから、お腹を出していると下痢したり風邪を引いたりするので、
そんな言い方をして、すぐに腹掛けをさせたんですね」

アイちゃん
「子供って、言うことをきかないですものね」

デアくん
「そうか。嫌がる子供に腹掛けをさせるためだったのか」

ひらめき先輩
「昔の人の知恵なんですね。それからついでに言うと、
『おへそのゴマをとると、お腹が痛くなるよ』って、言われたことあるでしょ?
これも単なる迷信ではなかったんです。
このおへその部分は、皮下脂肪も少なく、腹腔内につながっているので、
刺激しすぎると本当に痛み出すことがあるんだそうです」

アイちゃん
「昔から言われていることって、理由があるんですね」

デアくん
「あまりバカにはできないな」

ひらめき先輩
「この大切なおへそですが、
『ほそ』あるいは『ほぞ』と言ってフタの意味があるそうです。
人間が赤ちゃんとして胎内にいるときは、
母親からへそを通じて必要な栄養をもらい成長していきます。
へそは、まさに母と子を結ぶ唯一の接点であり、
結ばれていた証拠のようなものです。
赤ちゃんをひとつのビンにたとえると、
血液の循環する唯一の出入り口であり、
まさに蓋というわけなんですね」

アイちゃん
「なーるへそっ!」

デアくん
「アイちゃん!」

ひらめき先輩
「おあとがよろしいようで。きょうの雑談はここまで。
読者の皆さんも、最後までお読みいただき感謝します」

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