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アメリカ開拓時代の意外な平均寿命。

こんにちは、アイデアマン養成コーチの寺ちゃんです。

アイデアマン養成所の喫茶室で、ひらめき先輩、
新入社員のアイちゃん、デアくんの三人が雑談をしています。

ひらめき先輩
「アメリカの開拓時代といえば、テレビドラマでおなじみの
『大草原の小さな家』を思い浮かべる人も多いと思うんですが、
この物語が本当にあった話であることを知っている人は
意外と少ないんじゃないかな」

アイちゃん
「えっ。あれって、実話だったんですか?」

デアくん
「それは知らなかったな」

ひらめき先輩
「でしょ? 作者はローラ・インガルス・ワイルダーという人で、
1867年、アメリカ・ウィスコンシン州の小さな丸太小屋で生まれたそうです。
家族とともに幌馬車で大草原の各地を移り住み、
ミズーリ州マンスフィールドの農場で90年の生涯を閉じました」

デアくん
「じゃ、あの物語は体験談のようなものなんですね」

アイちゃん
「だから、面白いんだ」

ひらめき先輩
「65歳のとき、ローラは開拓地で過ごした子供時代の
思い出を残そうと、9冊の『小さな家シリーズ』を書きあげたそうです。
参考までに、ローラが5歳のときの話から始まる全タイトルを紹介しますね。

第1巻『大きな森の小さな家』    
第2巻『農場の少年』
第3巻『大草原の小さな家』     
第4巻『プラム・クリークの土手で』
第5巻『シルバー・レイクの岸辺で』 
第6巻『長い冬』
第7巻『大草原の小さな町』     
第8巻『この楽しき日々』
第9巻『はじめの四年間』

かの有名な『大草原の小さな家』は、
実はローラの書いた3冊目の本のタイトルです」

アイちゃん
「テレビドラマもいいけど、本でも読んでみたいな」

デアくん
「本だと、また違う印象だろうね」

ひらめき先輩
「『小さな家シリーズ』は家族の物語であり、
自分の家族を大切な宝物のように感じていたローラは、
大切な家族との思い出を小説という形で残したのです。
さて、本題に入りましょうか。
アメリカの開拓時代の平均寿命はどのくらいだと思いますか?」

アイちゃん
「やはり、いまより短いでしょうね」

デアくん
「50歳ぐらいかな?」

ひらめき先輩
「アメリカ開拓時代の家族像は大家族を想像しちゃうけど、
孫の顔が見られるまで生きた人は極めてまれだったそうです。
1790年のデータによると、誕生した子供の3分の1が6歳になる前に死亡し、
26歳まで生きた人はその4分の1だとか。
当時の平均寿命は、男性が34.5歳、女性は36.5歳だったそうですよ」

アイちゃん
「そんなに短いんですか?」

デアくん
「すごく過酷な時代なんですね」

ひらめき先輩
「ちなみに、記録が残っている人間の最高齢はスコッチ・ウィスキーの
モデルのトーマス・パー氏が152歳。
旧ソ連のシラリ・ムスリモフ氏が168歳。
日本では江戸中期の因幡の百姓、儀左衛門が209歳。
出生届のない時代のことなので真偽のほどは分からないようです」

アイちゃん
「人って、そんなに長生きできるの?」

デアくん
「うーん、複雑・・・」

ひらめき先輩
「はい。きょうはこの辺でお開きとしましょうか。
次回の雑学をお楽しみに」

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