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人間の目って、画素で言うとどのくらいあるの?

こんにちは、アイデアマン養成コーチの寺ちゃんです。

アイデアマン養成所の喫茶室で、ひらめき先輩、
新入社員のアイちゃん、デアくんの三人が雑談をしています。

ひらめき先輩
「きょうは目の話です。人間の目は、網膜が光の刺激を信号に変えて
脳に送るという点で、構造的にはデジタルカメラと似ているそうですが、
情報の扱い方が違うので比較するのは難しいということを前提で話を
進めていきますね」

アイちゃん
「確かに、カメラに似ていますよね」

デアくん
「どっちが性能がいいんだろう?」

ひらめき先輩
「まず、人間の網膜には色を識別する『錐体細胞』と明暗を感知する
『桿体細胞』があります。錐体細胞は片目で約650万個、桿体細胞は
約1億2000万個もあり、これを画素として計算すると、とてつもない
画素数になるそうです」

アイちゃん
「数字を聞いてもピンとこないわ」

デアくん
「数字の単位はすごいけどね」

ひらめき先輩
「ハハハ、それを話している僕も、あまりピンと来てないんだけど。
で、その中で光の波長に反応するタンパク質を『オプシン』と言い、
オプシンが色を感知するためには100個ぐらいの光子を必要とする
らしいんだけど、明暗を感知する『ロドプシン』は光子1個で認識
することができるんだって。へへへ、ま、聞くだけ聞いてよ。つまり、
人間の網膜は、色の判別はあまり得意ではないけど、明暗となると
デジタルカメラは足下にも及ばないってことだね」

アイちゃん
「そうなんだ。色の判別より明暗に強いのね」

デアくん
「ふーん・・・」

ひらめき先輩
「これは、かつて哺乳動物が夜行性であったことに由来していると
言われているんです。さて、本題の『人間の目って、画素で言うと
どのくらいあるのか?』。人間の目は20cmの距離で、10ピクセル/
1mm程度の認識力があるそうです。そこで、視界が30cm×20cm
として計算すると、およそ600万画素ということになるようです」

アイちゃん
「最近のデジカメは、もっとすごいよね」

デアくん
「うん、数字的にはすごい」

ひらめき先輩
「カメラの進歩もすごいよね。ま、それはそれとして、人間の目は
優れた能力を備えているんだけど、それを認識する脳のほうはどうか
といえば、その大容量のデータをすべて使っているというわけでは
ないらしいのです」

アイちゃん
「えっ、そうなの?」

デアくん
「ということは・・・」

ひらめき先輩
「光受容細胞は650万個と1億2000万個なのですが、網膜から入った
情報を脳に伝える神経は120万くらいしかないそうです。ということは、
どんなにデジタルカメラの画素が増えても、人間の脳がそれに伴った
認識ができなければ、あまり意味をなさないことになりますね」

アイちゃん
「そうか。結局、認識するのは人間の脳だものね」

デアくん
「じゃ、カメラの画素が多ければいいというわけじゃないのか」

ひらめき先輩
「デジタルカメラにおいて、『画素数の大きいことが高画質とイコール
ではない』と言われるように、同レベルの画素数のデジタルカメラよりも
人間の目の方が高性能なのは、やはり画素やセンサーの質の違いと
言えるかもしれません」

アイちゃん
「性能の良さは、数字だけじゃ計れないってことですね」

デアくん
「人間の目はすごいんだね」

ひらめき先輩
「はい、きょうはこの辺でお開きとします。次回をお楽しみに」

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