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伊豆七島に島が8つあるのは、なぜ?

こんにちは、アイデアマン養成コーチの寺ちゃんです。

アイデアマン養成所の喫茶室で、ひらめき先輩、
新入社員のアイちゃん、デアくんの三人が雑談をしています。

ひらめき先輩
「きょうは久しぶりに雑学の話をしたいと思います」

アイちゃん
「いいですね、たまには」

デアくん
「きょうのテーマは何ですか?」

ひらめき先輩
「本題に入る前に少しだけ雑談を。いまでこそ歴史には興味を持つように
なりましたが、小学生のときは地理や歴史などの社会という学科がとても
嫌いでした」

アイちゃん
「わたしも苦手」

デアくん
「僕も・・・」

ひらめき先輩
「確か、5年生のときだったと思います。歴史の年表をすべて書き写す
という宿題が出されました。すべて、ですよ。年表をすべて覚えることが
宿題の目的だったのですが、無機質な数字と出来事をただ記憶するなんて、
興味のない僕にはとても耐えられませんでした」

アイちゃん
「わたしも年表覚えるの、大嫌いっ!」

デアくん
「嫌い、嫌い」

ひらめき先輩
「以来、苦手意識がずっと尾を引いてしまったのですが、そんな僕に
初めて歴史の面白さを感じさせてくれたのは、司馬遼太郎さんの
『竜馬がゆく』でした」

アイちゃん
「読んだことないですけど、ドラマで観たことあります」

デアくん
「僕も読みました。司馬遼太郎の小説、大好き」

ひらめき先輩
「小説を読むように時代の流れの中で出来事を学んだら、小学生のときに
歴史を嫌いになることはなかっただろうと、そのときつくづく思いました。
というわけではないですが、きょうは社会科の勉強でもしましょうか。
僕の苦手な地理がメインです。まず、日本三景です。すべて答えられますか」

アイちゃん
「ほら、来た。いきなり、問題・・・」

デアくん
「日本三景?」

ひらめき先輩
「じゃ、答え、言っちゃいますよ。宮城の松島、広島の厳島、京都の天橋立
ですね。じゃ、日本三名園は?」

アイちゃん
「私たち抜きでお願いしまーす」

デアくん
「お願いしまーす」

ひらめき先輩
「ハハハ、分かりました。日本三名園は、水戸の偕楽園、岡山の後楽園、
金沢の兼六園です。世界の七大陸といえば、アジア大陸、北アメリカ大陸、
南アメリカ大陸、ヨーロッパ大陸、アフリカ大陸、オーストラリア大陸、
南極大陸です。世界の五大洋は、太平洋、インド洋、南氷洋、北氷洋、大西洋。
京都三大祭は、葵祭、時代祭、祇園祭。江戸三大祭は、神田祭、山王祭、三社祭。
七福神といえば、大黒天、毘沙門天、寿老人、福禄寿、布袋、恵比寿、弁才天」

アイちゃん
「まだあるんですか?」

デアくん
「眠くなってきちゃった」

ひらめき先輩
「ごめん、ごめん。もう、この辺でやめておきます。さて、本題に入ります」

アイちゃん
「そうか。本題は別にあったんだ」

デアくん
「もう終わりかと思った」

ひらめき先輩
「きょうのテーマは『伊豆七島に島が8つあるのは、なぜ?』です」

アイちゃん
「えっ、伊豆七島って、島が8つあるの?」

デアくん
「じゃ、伊豆八島じゃん」

ひらめき先輩
「そうなんです。これ、意外と気づいてない方が多いんですよ。
現在、伊豆七島には、大島、利島、新島、式根島、神津島、三宅島、
御蔵島、八丈島と、島が8つもあります。実は、江戸時代には、
新島と式根島の間は浅瀬になっていて、歩いて渡れたので1つの島として
数えられていたんです。しかし、1703年の大地震のときに、
繋がっていた島が離されてしまい、8つの島になったそうです。
でも、伊豆七島という総称はそのまま残ったので、こんな矛盾が
生まれたのでした」

アイちゃん
「なーるほど」

デアくん
「ふむ、ふむ。そうなんだ」

ひらめき先輩
「ちなみに、式根島は新島の一部で、新島村式根島として伊豆七島に
属しています。ということで、きょうはこの辺で終わりにします」

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